むし歯の原因と、口腔乾燥症 | 北松戸の歯医者
むし歯の発生は、以下の四つの条件と密接にかかわっていると言われています。
1 糖の存在
2 細菌の存在
3 歯の強さや唾液の性質
4 時間の要素
歯は脱灰と再石灰化を繰り返しており、なんらかの原因でそのバランスが崩れ、脱灰へと傾いていった時にむし歯ができます。
高齢になると、自然と唾液の量が減るとともに、高血圧の薬など、副作用に唾液の分泌量の低下を促すような薬の存在により、極端に唾液が出なくなる人がいます。これを口腔乾燥症といいます。
そうなると、上に挙げた条件の3が一気に悪くなり、わずか数ヶ月で多発的にむし歯が発生します。人によっては口が乾燥するからという理由であめ玉を絶えずなめたり、お友達同士でお気に入りのあめ玉を交換するような習慣のある方もいます。そうなると、条件の1と4も悪くなり、むし歯の発生がさらに加速します。
からだの変化とともに、むし歯の予防の仕方も変わってきます。
かかりつけの歯医者を作って、定期的に診てもらうのが安心です。